WEBを活用した院内研修システム

開催、研修履歴の開示が求められる院内研修をWEBでオンデマンドに行うシステムです。

概要

院内研修は医療法の医療監視、診療報酬施設基準の適時調査などで開催が義務付けられています。

開催が義務付けられている講座には以下のものがあります。
1)医療安全(医療機器安全を含む)
2)院内感染対策
3)個人情報保護
4)輸血療法安全(日本輸血・細胞治療学会 輸血チーム医療に関する指針)
5)精神保健福祉法関連研修

厚生労働省も集合研修に代わる方法として、webなどを活用するように通達しています。

医療法で規定された委員会及び研修等について
医療法で規定された委員会及び研修等については、現下の状況においては、感染予防 の観点等から、オンラインで行う等の対応も検討し、柔軟に対応すること。
※新型コロナウイルス感染症の影響に伴う医療法等において定期的に実施することが 求められる業務等の取扱いについて 事務連絡 令和2年 5月 12日

このシステムの特徴

スマホやPCから学習できる
※要インターネット接続

動画とテストの組み合わせで学習の質を確保

集まらないので感染対策にもなる

動画とテストを各病院で作成し、コンテンツを共有することで、相互利用による相乗効果が生み出され、各病院の講座作成の負担軽減と学習の質が向上。
共通講座として随時コンテンツを追加しておりますので、すぐにご利用いただくことも可能です。
1回分の動画+テストを5から10分程度とし、複数講座を組み合わせて1研修とすることも可能です。
これにより1回あたりの受講時間が減り、勤務時間内に研修受講がしやすくなることで働き方改革にも貢献します。(動画上映時間+テスト1問1分*問数を組み合わせ40~60分で1研修とする)

サンプルログイン

利用料金

本システムの利用料は以下の通りです。
利用料金は施設単位での課金となります。

料金体系(サーバー費用、管理料として)
研修対象職員数年間利用料
200人未満80,000円/年度
200~1000人未満150,000円/年度
それ以上要相談

ご利用の流れ

院内研修開始までの流れ

1.アカウントの発行
病院担当者または代表者が、お問い合わせフォームからご連絡ください。
注 登録は病院単位となります。個人での申し込みは想定していません。

メールまたは電話で打ち合わせののち、当社で病院管理画面の登録を行い、病院コード(病院電話番号)、管理者PWを発行します。登録後病院管理画面が使用可能になります。

2.受講者情報の登録
院内の受講者一覧をcsvファイルでご用意ください。
病院管理画面から一括でアップロードできます。(受講者は一意の番号で管理します。職員番号などをご用意ください。個人情報となる氏名は必須ではありません。病院でご判断ください。初期パスワードは一括で設定することもできますし、個別にcsvファイル上で設定することもできます。登録後、受講者が変更することもできます。)

3.講習用動画とテストの設定
既に登録されている動画、他院で登録し使用を許諾している動画を自院の研修に使用することができます。
自院で制作した動画とテストをアップロードし使用することもできます。
注 当サイトのコンセプトとして動画1本を5分から10分程度とし、勤務中の空き時間に視聴できるように考えています。

3−1.講習用動画の作成
動画はパワーポイントでスライドを作り、解説音声を録音し各スライドに張り付ける。
ファイル → エクスポート → ビデオの作成 → フルHDで保存する。
動画配信ホスティングサービスVimeo(https://vimeo.com)の指定アカウントに動画を登録する。(当社でVimeo利用者登録し、ID、PWを通知します。Vimeo登録費用はサイト使用料に含まれます。)
登録後、病院管理画面から動画リンクを登録する。

3−2.講習用テストの作成
動画に対応するテストを作成する。
テスト問題は以下のような選択式の問題をご用意ください。問題数に上限はありません。1問1分程度を研修時間に換算しています。

例題
次のうち正しいものはどれでしょうか。
1. 1+1=2
2. 1+1=3
3. 1+1=0
正解 1+1=2

医療安全1回目、2回目、院内感染対策1回目、2回目、個人情報保護、輸血安全など数本の講座を組み合わせて、40分から60分の1回分の研修を構成してください。

4.利用の開始
院内受講者にサイトアドレス、職員ID、PWを通知する。
https://e.innai.kenshu.com/login/病院コード
個人のスマホからの受講を想定しています。データ通信費用が発生する可能性があります。受講場所でのWiFi環境を整えることを検討してください。院内設置のインターネットPCからも受講できます。ログイン、動画視聴、テスト合格の履歴を管理しており、医療監視などで提出することを想定しているため、複数名での視聴は履歴に反映できません。